探偵(たんてい)とは、他人の秘密をひそかに調査したり、犯罪を犯した者を突き止めたりする者、またはその行為である。現在の探偵は人(法人又は個人)からの依頼を受けて、面接による聞込み、尾行、張込みその他これらに類する方法により、特定人の所在又は行動についての情報を収集し、その結果を依頼者に報告する。
日本で探偵業を営むには「探偵業の業務の適正化に関する法律(以下、探偵業法)」によって、営業所の所在地を所轄する警察署を通じて所轄公安委員会への届出が必要となっている。全国で探偵業者として公安委員会へ届出をしている業者数は、平成24年末で5546件。警察は発生した事件を解決するのに対し、探偵は問題の予防対策を仕事とし、民事上の不法な行為を暴くことなどを業とする。