３月は離婚の多い月でもあります。
お子さんがいる家庭では、新学期に合わせ環境を変えようと考える親御さんが多いからなのかも知れませんね。
この２月、まさに離婚の話し合いを進めているというご夫婦も多いのではないでしょうか？

離婚方法として、『協議離婚』がダントツに多いと言われています。
協議離婚の場合、夫婦で話し合いが済めば離婚用紙に署名捺印をし、区役所に提出した後不備を確認し受理されれば
離婚成立となります。
『夫婦２人が合意すれば離婚話が進む』というところが、手続きの上では簡単と思われがちですが、マイナス面も
もちろんあります。
それは、夫婦間での決め事が「口約束」になることが多いというところです。

協議離婚ではなく、調停離婚という方法で調停に申し込み離婚を進めていこうと考えたとしても、現実的にこの春には
間に合いません。なぜなら、調停を申し込んでから、第一回目の調停が開かれるのが１～２ヶ月後だからです。
その後１ヶ月に一度のペースで話し合いが進んで行くことになるので、早くて数ヶ月から半年、長ければ話し合いに
決着がつかないこともあります。

離婚届を提出するまでには予想以上に時間が必要です。この春から心機一転と考えているのであれば、時期だけにこだわらず、
時間にも余裕を持つことが大切です。今後の生活をどう過ごせるに関わってきます。