離婚を決意するまでの道のりは人それぞれです。ただ、手続きがとても大変で、精神的にも体力的にもつらくなってしまい、手っ取り早く終わらせてしまいたいと思う気持ちはよくわかります。愛情も冷めた相手なので、話し合いをするのも、交渉するのもストレスになりますよね。

しかし、原因がパートナーの浮気（不倫）の場合は、自分たちで離婚の手続きを行うだけではなく、探偵に依頼して証拠を集めた上で話を進めることを強くおすすめします。

相手の浮気の事実が証明できれば、相手が有責として有利な状況の離婚条件を引き出し、状況によっては慰謝料請求ができる可能性もあるのです！

慰謝料は、あなたが受けた苦痛に対して払われるべきお金です。探偵を依頼したり弁護士をつけるにもお金がかかりますが、それ以上に精神面でも「踏ん切りをつける」ために大きな役割を果たします。

今回は、離婚前に探偵を使ったほうがいい理由と、相談するときの注意点についてお話します。

離婚の方法は１つではない！

「離婚」というと、離婚届にサインをして終わりのイメージが強くありませんか？これはあくまで「協議離婚」という離婚の一形態です。お互いに納得できた状態で離婚をするので、あるいみ平和な離婚です。この方法の場合、理由に関わらず離婚ができるというのが特徴です。

でも、お互いの合意で離婚ができるケースばかりではありませんよね。話し合いがまとまらなければ、裁判所で調停委員を交えて話し合う「調停離婚」となります。それでもお互いのすり合わせができない場合は、裁判で闘う「裁判離婚」となります。

浮気の証明は離婚成立前に

協議離婚であればお互いの合意だけで進められますが、それ以降の手続きは大変になってきます。ただ、もし少しでも「浮気されていたに違いない」と思う場合は、離婚が成立してしまう前に浮気していたかどうかを明らかにする必要があります。

なぜなら、浮気の証拠が手に入れば、相手の有責が明らかとなり、浮気を理由に離婚できる＆慰謝料請求ができるようになるからです。でも、離婚が成立してしまった後に「浮気していた」と言っても、その時点ではあなたと配偶者は戸籍上は他人。慰謝料請求は難しくなります。

ですので、離婚を決意したら、より有利にことを進めるように準備を始めるべきなのです。

慰謝料請求のために探偵を使うべき理由

浮気の慰謝料請求をするためには、裁判で「不貞行為の証拠」を提出し、誰が見ても浮気の事実があったことを示すのが必要です。不貞行為と認められるには「肉体関係があったこと」が重要なので、ここで言う証拠はラブホテルの出入り写真などが望ましいです。

とはいえ、こういった証拠は自分で獲得するのは難しいもの！出入り写真の撮影には尾行での調査が必須ですが、素人の調査ではまず追跡失敗しますし、バレてしまう可能性も高いです。下手に自分で動いてパートナーに「疑われている」と不審に思われると、証拠を消されるかもしれません。

中には、「自分が浮気をしていたことがばれない内に離婚して、慰謝料を払わないで済むようにしたい」と考える人も…。浮気して逃げる状況を防ぐためにも、しっかりとした調査で落とし前をつけたいところです。

しっかりとした調査をするなら、探偵の依頼がベストです。探偵は数々の浮気問題に対応してきた経験があるので、「慰謝料を請求したい」という目的が固まっているのであれば、その目的に合わせた証拠をしっかり手に入れてくれます。

確かに、約10万円～の調査料金はかかります。とはいえ、証拠さえ手に入れば慰謝料によってプラスになるので、トータルで考えると探偵を依頼するほうがお得です。

本当に浮気しているかわからない…という状態でも、無料相談で状況を話すと、これまでの事例からだいたいの浮気度を言い当ててくれます。自分ひとりで抱え込むのは辛い場合、もし浮気をしているのであればしっかり償ってほしい場合などは、探偵の力を借りてください。その上で、必要に応じて弁護士にも依頼すれば、後悔なく離婚できるはずです。

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