あるアンケートで結婚している女性に対し『浮気をしたことがあるか?』との質問に『はい』と答えた人が、2年前では25%だったのに対し、今年度は40%に増えたそうだ。
不貞行為が理由で夫婦が破たん、別居や離婚、パートナーの精神的苦痛を考えると慰謝料請求は当たり前と言えます。一昔前は、夫の浮気の悩んだ妻が離婚・慰謝料請求というケースが多かったが、現在は夫が妻に対して慰謝料請求をして慰謝料の支払いをするというケースが増えているのです。しかし口約束の場合だと「約束はしたが支払いがない」「後になって否定してくる」などのトラブルもあり、実際には支払ってもらえないケースやもめるケースもあるのです。
しかし、慰謝料請求をする場合は、憶測や思い込みだけでは対象とはなりません。相手が全面的に非を認め、慰謝料の支払いに応じてくれるならばよいのですが、大抵の場合は不貞行為という事実自体を否定することが多いのです。不貞行為の場合はパートナーに対してだけではなく、不貞行為の相手に対しても慰謝料請求をすることが可能なため、もめることが多いのです。
そのためにも証拠を用意すること、弁護士や調停を利用し話し合いを進めることが最善の策と言えるでしょう。