長年の夫婦生活の中で感じる「すれ違い」。
もちろん、親子や兄妹、友人との付き合いのなかでも感じることもあるでしょう。
人は自分を中心として物事を考えてしまいます。
そのため、「自分の考えが正しい」、「相手の考えが間違っている」と自分の物差しで、物事を捉えてしまいます。
特に身近な人に対しては、甘えもあって「自分のことをよく分かってくれている」という期待感もあるので、意見が違った場合には、「どうして分かってくれないんだ」という気持ちが強くなります。
そして、相手に対しての不信感が募っていきます。
そんな時どうしたらよいのでしょうか?
まずは、相手の話をしっかりと聞くことです。そして、相手の気持ちを理解してあげる必要があります。
もしも、相手に不満がある場合でも、非難するのではなくて、自分の気持ちを相手に伝えるようにします。
「夫なのだから」、「妻なのだから」気持ちは分かってくれているはずだと思わないことです。
そして、一緒に過ごせることが、当たり前だと思わないことです。
お互いに、「感謝の気持ち」、「心を忘れないこと」がすれ違う気持ちを修復してくれます。