「小さな子どもがいる家庭。最近主人が、些細なことで「子どもがうるさいから落ち着かない」などと言い、外出してはそのまま外泊することが頻繁になった。」といったケース。
「妻がイライラすると子どもにあたる」といったケース。
「子どもの進路のことで夫婦喧嘩が絶えない」といったケース。
「子育ての食い違いでもめる」といったケース。
「舅や姑が子どものことに口を出す」といったケース
仕事や夫婦がうまくいかないことを、『子どもが原因』と転換していませんか?
出かける口実になってはいませんか?
子どもに対して強い口調であたったり、怒ったりするのはしつけなのか、理不尽に怒っているのかをきちんと見極めないといけません。理不尽に自分の感情だけで、子どもに対して怒っている場合、大半は怒りどころがずれていると思います。
矛先になっている子どもはとてもストレスを感じているはずです。
親自体が未熟なため、愛情や気持ちが子どもに移行することすら嫌がるパートナー。
『子どもがほしかった訳ではないが子どもができてしまったからあなたと結婚した。』などと平気で口にしてしまう親がいるのも事実です。
『子どもができて妻が相手にしてくれない』とか『子どもができて、妻を女性としてみることができない』などと子どもを浮気の理由にする人もいるのです。
最近は以前ほど『離婚』に対して社会が否定的ではなくなりました。そのため、簡単に離婚したいと口にする人が多くなったのかもしれません。
あまりにも身勝手な親の考えを目の当たりにしている子どもが多いのか、子どもも離婚という言葉を知り、実際に親の離婚を経験している子どもが多くなりました。『離婚』が悲しいことであるという考えが子ども側にはあまりないのかもしれません。そのために、親が離婚するということが当たり前、仕方ないことだと感じている子どもも多くいます。
離婚になった場合、『養育費を渡さない』、『子育てをしない』という人もいます。
親として子どもを育てるという『自覚』が稀薄になりつつあります。