喧嘩をするたびに離婚をほのめかす妻。
はじめのころは妻が言う理不尽な言い訳に対して自分が頭を下げ、なだめすかしてきた夫だったが、ある日突然夫から離婚したいと言い出した。
男性が離婚を決断するということは、さまざまな葛藤とたくさんの要因を抱えています。
たとえば、
・妻が『仕事』に口を出し、収入について指摘をする。
・帰宅後、自分の時間がない。のんびりテレビをみていると「家事や育児を手伝ってほしい」と言われる。
仕事で疲れているからだを休ませることができない。嫌味を言われる。
・束縛が激しい。
などがあげられます。
男性はさまざまな要因が重なって精神的に徐々に追い詰められています。仕事の忙しさと重なってうつ病にかかる方も最近は多いと聞きます。ある日突然、妻の言葉に『限界』を感じ、感情が爆発してしまう男性も多いと思います。
おそらく、きっかけはとても些細なことからだと思います。
毎日顔を合わせ、生活を共に送っていれば、気に入らないこともたくさんあると思います。しかし、その気持ちをすべて相手にぶつけることが正しいとは思いません。
今までの積み重ねに耐えることができなくなった結果、離婚しようと考えたのでしょう。離婚という選択が、我慢の限界を超えた結果なのでしょう。
帰宅後もゆっくりできない状況が続けば、自宅ではなく別の場所、妻ではない他の女性に安らぎを求めようとします。結果、『浮気』につながってしまうのです。
浮気は許せるものではありません。しかし、この状況に至るまでには、当人だけの問題ではなく、パートナーにも責任があります。夫婦である以上、夫だけの責任にしてはいけません。きっかけは些細かもしれませんが、浮気をしたという事実を受け止めることは大切なことです。