熟年離婚が近年2倍に増えているそうです。
生き方の自由、生活面、考え方の変化、寿命などが離婚する理由であげられるものの上位を占めています。
熟年離婚の多くは女性から言い出すことのほうが多いという傾向があります。
長年の我慢やストレスから解放されたいと思う女性が多いのでしょうか?
女性から意見を聞くと、「夫の態度に嫌気がさした」、「経済的、精神的に我慢の限界」、「育児がひと段落した」
など、長い間夫婦として生活をしてきてみえてくるものに対しての不満などから離婚したいと考えるようです。
しかし、最近は男性から言い出すケースも増えているようです。
「家事をしない」、「愚痴ばかり言う」、「金銭ばかりをあてにする」などが理由の上位を占めています。
昔の男性は家事や育児を女性にまかせっきりにしていた人が多かったようですが、最近では家事をする男性が増えており、
女性よりも家事も育児もうまくこなし、女房がいなくても生活に困らないと話す男性が増えているためのようです。
だからこそ、熟年離婚をした人たちからは
「自分の時間があり、自由が最高」と話す人もいれば、「女房がいなくて苦労する・寂しい」と話す人で大きく分かれるようです。
若いころとは違い、熟年離婚では「後悔」や「寂しさ」も多少残るような気がします。
離婚後に相手の存在の大きさに気が付いても手遅れです。
長く夫婦生活を送っていれば、よいことばかりではないはずですが、
離婚した後の生活のことをよく考えて離婚するかどうかを決断していただきたいです。