『授かり婚は離婚率が高い』と言われていますが、なぜなのでしょうか?
10代では80%、20代では60%が授かり婚だそうです。
10代の離婚率は58%以上、20~24歳までの離婚率も42%以上だそうです。
つまり年齢的にも若い世代が多いことが分かります。そのために経済力やお互いのコミュニケーションなども不十分な状態での結婚となることが、一つの要因のようです。
結婚をして出産をすることがゴールになってしまい、育児や家事に時間を束縛される生活に耐えられない女性も出てきます。
男性は結婚・出産・育児・生活を背負う覚悟がない間に現実逃避をしてしまうケースも多くあるようです。
2人で過ごす時間が極端に少なくなり、妊娠中で自由にならない妻、経済力や知識不足が不満を抱えた状況で結婚生活を進めて行くと、その後トラブルに発展する傾向にあります。
晩婚化が進む一方、授かり婚もきっかけとして捉えることができれば良いと思います。授かり婚の離婚率が高い一方で、半数の夫婦は幸せな家庭を築いている訳ですから、結婚生活を楽しむ余裕が必要です。
さまざまなことを理解した上での結婚が望ましいとは思いますが、結婚してからでも相手のことを知ることは十分できます。
授かり婚であろうとなかろうと、夫婦の先は長い道のりですから、どう向き合うべきかをきちんと話し合うことが必要です。