浮気調査を探偵に依頼する目的は、人によってさまざまだと思います。
浮気の事実だけを確かめたい人、慰謝料請求するための証拠が欲しい人、浮気相手の情報まで突き止めたい人。どういった目的で浮気調査するかによって、調査の難易度も、料金も大きく変わります。場合によっては、より高度な調査ができる腕を持った探偵を見極め、依頼することになります。

今回は、「浮気相手の情報まで知りたい」というケースについて、掘り下げて考えてみます。
実際のところ、探偵に浮気調査を依頼したとき、相手の情報をどこまで調べることができるのでしょうか？

浮気相手の情報を調べるのは「身辺調査」

前提として、覚えておいていただきたい言葉があります。それは「身辺調査」です。
浮気調査と、身辺調査は、非常に関連していますが、違う言葉です。

まず「浮気調査」とは、その名の通り「配偶者と浮気相手に肉体関係があるかを証明する」ための調査です。よく探偵に依頼する浮気調査は、この範疇ですね。その一方「身辺調査」とは、浮気相手の名前や住所、勤務先といった個人情報を特定するために行われるものです。

身辺調査が必要なとき

すべての浮気調査で、身辺調査が必要になるわけではありません。

浮気の事実が確認され、浮気相手との接触が必要になる場合に、身辺調査が必要になります。浮気調査を行っても、不貞の証拠があるだけでは配偶者と浮気相手を別れさせることはできません。相手の情報や連絡先を身辺調査で明らかにして、浮気相手と接触し、配偶者と合わない約束を取り付けたり、慰謝料を請求したりということになります。

身辺調査で分かる情報

探偵に浮気相手の情報までの調査を依頼したときに分かる情報は、例えば、以下のようなものがあります。

・名前
・住所
・連絡先
・生年月日
・勤務先
・家族構成

住所がわかれば、慰謝料請求時に内容証明を送ることもできます。相手の勤務先や役職によっては、慰謝料の金額を増額させることができるかもしれません。家族構成も、その後の対策を考える上で重要な情報。一人暮らしなのか、相手にも家庭がある「W不倫」なのかでも、対応は変わってきますよね。もしかすると、自分は独身と偽って配偶者にアプローチを掛けてきた・・・なんてこともあるかもしれません。

浮気問題の解決に向けて、対応を考えるのであれば、相手の情報を知ることは必ず必要なのです。

相手の情報は、浮気問題解決の大きな切り札になる

探偵に浮気相手の調査を依頼すると、張り込みや聞き込みによって上述のような情報を明らかにしてくれます。単に個人情報が得られるだけでなく、人間関係や家族構成により、相手がどのような人なのかがある程度わかることになるので、話し合いを有利にすすめやすくなるというメリットもあります。

浮気問題の落とし所としては、「配偶者との関係を終わらせる」「離婚し、慰謝料を双方に請求する」という2つになるかと思いますが、どちらの選択肢を選ぶにしろ、身辺調査は欠かせないのです。

大きな切り札になりうる「浮気相手の情報」ですが、このカードを有効に使うためには、一つ気をつけていただきたい点があります。それは、浮気相手と直接話し合うのは、浮気の決定的証拠を残したあとにする、ということ。先走ってしまうと、「単なる仕事の上司」「タダの友人」「浮気はしていない」と逃げられてしまう可能性が高いからです。

非常に強い切り札だからこそ、言い逃れできない状態で交渉をすることが大切なのです。

浮気問題の解消に向け、どのような方法で調査を進めるべきかなどのアドバイスも行っています。お気軽にご相談ください。

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