久しぶりに、芸能人夫婦の間に大きな不倫トラブルの報道がなされ、話題になっています。
芸能界の中でも「おしどり夫婦」として知られている杏さんと東出昌大夫婦の別居報道です。

まだ真実のほどは分かりませんが、杏さんが第一子・二子の双子の育児に奮闘中の間から年下女性と不倫関係にあり、その浮気は第三子の妊娠中にも継続していたとのこと…。妻の育児中や妊娠中の浮気は当社にも寄せられる浮気の「よくある事例」ではありますが、報道が事実だとしたら、かなり悪質な事例です。

今回は、杏・東出昌大夫婦の危機から、「子育て・妊娠中の不倫」について考えてみたいと思います。

妊娠・育児中の不倫はなぜ悪質か

「男は仕事だけしていればいい」「不倫も男の花」というのは、古臭い言葉です。今は夫婦の共働きが多く、二人の子どもなのですから、それぞれが責任を持って子育てに向き合い、家庭を「チーム」として運営していくというのが当たり前のスタイルです。

杏さんが結婚・出産後も女優活動を続けていたのは周知の事実であり、ベビーシッターなど周りにサポートしてくれる体制があったとしても、夫も十分以上に子育てに参加する必要があったと思います。

妊娠中・育児中の女性は、自分の体調不良と日々やることに追われ、いつも「孤独」を感じています。自分よりも子どものことが優先される毎日ですから、自分自身のケアはいつも後回し。人前に出る仕事であっても、そうでなくても、肌のケアも規則正しい生活もままならず、いわば「女を捨てた状態」で子どもに向き合わなくてはなりません。夫に優しくしたくても、そんな余裕なんてないというのが子育てをする女性の本音だと思います。愛する奥さんがそんな状態なのに、自分は好き勝手に動き、その上妻よりも若くて女らしさにあふれる人と不倫をするなんて、悪質と言わざるを得ません。妻の立場を考えると、別れを切り出して当然とすら思います。

当社に寄せられる育児中の浮気夫の話を見ていると、妻が髪を振り乱して子育てに奮闘しているのを、「最近妻が女らしくない」「自分のことを見てくれない」と感じる夫が多いようです。実に幼稚です。父親の自覚がないです。大抵の場合、このタイプの男性は家事や育児にほとんど参加していません。杏さんが「夫が子育てに参加してくれない」とこぼしていたという記事もありましたが、東出昌大さんもこの例のとおりかもしれません。

既婚者と知っていながら不倫する女の心理

育児中の不倫は、夫だけが悪いケースもあります。妻が相手してくれないので、性欲を発散させたいという気持ちもあり、既婚者というのを隠して他の女性と関係を持つのです。浮気相手の女性は、相手が既婚者と知っていれば誘いに乗らなかった可能性もあるので、「被害者」としての一面もあります。

しかし、今回の杏さん・東出昌大さんの場合は、結婚の際にも大きく報道されていたビックカップル。3児にも恵まれていた事実は周知のものでした。それでありながら不倫に走る女性にも大きな問題があったと思います。浮気された人は、配偶者だけでなく、不倫相手にも、慰謝料を請求できる権利があります。そのリスクを知らずに不倫に走るのは「愚か」としか言えません。

しかも、SNS等で不倫を匂わせる投稿をしていたとか。不倫や浮気をする女性にありがちな「マウンティングしたい」という心理も、長期間に渡る不倫継続に影響していた可能性があるのではと思います。

育児中・妊娠中の不倫は妻や家族を何重にも傷つける

不倫された方のご相談を聞いていると、私たちも「許せない」という気持ちがふつふつと湧いてきます。特に、育児中や妊娠中の不倫であればなおさらです。今回の杏・東出昌大夫妻の件も、世間は杏さんの味方だと思います。とはいえ、杏さんと子どもの生活を平穏に保つのが何より大切。芸能人カップルのスキャンダルということで大きく報道が続きそうですが、節度を持って取り扱っていただきたいと思います。

そして、この件をきっかけに不倫を思いとどまり、家庭に向き合う男性が増えることを望みます。

もし、夫の不倫が怪しい…という場合は、早めにご相談ください。一緒に証拠を集めて、浮気は悪いことだと自覚をもたせていかなくてはなりません。一人で悩まずに、解決策を考えましょう。

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