最近急増しているのが、妻からのDV(暴力)です。夫側がDV被害者となるケースです。
DVは男性から女性に向けられるものだけではありません。
また女性からは肉体的なDVよりも、日常的に夫を支配するDV(モラハラ)が多いのです。
「モラルハラスメント」とは言葉や態度によって、心を傷つける精神的暴力行為のことです。
家庭内で「夫を無視する」「子供に夫の悪口を言う」「夫の食事の支度や家事を一切やらない」、生活面では「小遣いを渡さない」「夫の行動を監視する」などの夫を追い詰める行動に出るそうです。
母親が子供の前で夫の悪口を言うため、子供自身が父親を馬鹿にするようになり、父親の存在を否定することが当たり前になってしまうこともあります。
親子の関係が崩壊してしまい、夫としても父親としても家庭内で孤独になってしまうケースが多くなります。
男性は自宅に居場所がなくなると、帰宅恐怖症などで帰宅することが難しい状況になり、仕事を理由に家に帰りたがらない人や他の女性に癒しを求める人が増えています。夫婦関係や親子関係に距離を置くようになってしまうのです。
このようなケースの場合は、発覚しても妻に気持ちが戻ることは少ないようで、これをきっかけに夫側から離婚を言い出すこともあるのです。
このような場合は、妻が離婚を拒否しても夫の意思は固く、回避するのは非常に難しいようです。