街中を歩いているとき、もし配偶者が浮気をしている現場を目撃してしまったら…。どのように対応するのが正解なのでしょうか？「冷静に振る舞わなくては」を考えていても、実際に現場を目にすると戸惑ってしまう人も多いものです。

しかし、現場でどう対応するかでその後の配偶者との関係性も変わってきます。

ここでは、浮気現場を目撃したときにどうすればいいかを考えてみます。

浮気現場を目撃したら、とにかく証拠

まずは、浮気現場をこっそり目撃してしまった場合の対応方法について考えます。例えば、別の異性と手をつないで歩く姿や、ハグする姿、楽しそうに車ででかけている姿など、偶然浮気現場を目撃してしまうケースです。

この場合、目の前の光景が理解できずに、つい頭に血が上って、感情的な行動をするのを防ぐことが大切です。感情的な行動とは、目の前に飛び出して相手を責める行為が挙げられます。もし現場を目撃してしまったら、とにかく深呼吸。難しいかもしれませんが落ち着きましょう。

そして、「こっそり目撃してしまった」ことを逆手に取って、証拠の取得に努めます。証拠の取得とは、現場の写真やビデオ撮影です。手つなぎやハグなどの瞬間を記録に押さえましょう。

ここで闇雲に介入してしまうと、離婚や慰謝料請求に発展した場合、不利になってしまう可能性もあります。単なる手つなぎやハグの現場に介入しただけでは、相手もすぐに気づいて取り繕い、言い逃れられてしまう可能性がかなり高いです。感情的に詰め寄るだけでは状況は改善しないので、あくまで冷静な対応を心がけてください。

また、証拠を抑えることに加えてもう一つ注意してほしいことがあります。それは「浮気を目撃したことを、相手にさとられないこと」です。写真を撮っているときに気づかれるのも、家で自分から詰め寄ってしまうのもNGです。相手の警戒心を煽ることになります。浮気がバレたと気づけば、着信履歴やメッセージを整理したり、しばらくは浮気相手との密会を避けたりします。結果として、真実が闇のなかという状態が続くことになり、あなたのモヤモヤが倍増する懸念があります。浮気現場を目撃したら、あくまでそこからは「泳がせる期間」と捉え、確固たる証拠を集めたり、どうやって償わせるかを考えたりする時間に当ててください。

浮気現場に鉢合わせしてしまったら

もしかすると、浮気現場に運悪く鉢合わせしてしまうこともあるかもしれません。「自分の車だ！」と思って覗き込んだら、車内で配偶者と浮気相手が…とか、自宅の扉を開けると情事が…（矢口真里さんの事件がありましたね、もはや懐かしいです）とか、たまたまハグ場面に居合わせて…とか、可能性は考え始めるとたくさんあります。

もし浮気現場に遭遇したら…自分なら感情的になってしまい、思わず手が出てしまうかもしれません。しかし、ドラマのように平手打ちをするのは絶対にNG。その後の話し合いにおいて、あなたの立場が極端に悪くなってしまいます。もし、浮気相手に怪我をさせてしまえば、慰謝料請求をするどころか、警察沙汰になって罪に問われてしまいかねません。

ですので、決して暴力や脅しにならないよう、遠くから発見したとき以上に冷静に対処する必要があります。冷静な対応をする際に、必ずやってほしいのがその場の写真撮影です。配偶者と鉢合わせをしてもなお、浮気を認めずにごまかす人もいます。さらに、それ以降は確実に警戒して浮気をするようになるので、浮気相手といるところを見るチャンスは極端に少なくなります。

浮気現場を目撃して、許せないと思ったら

浮気現場を目撃すると、配偶者に対する怒りは強くなります。どうにかして離婚したい、なんとか相手に復讐したいという気持ちになると思います。そうなると、選択肢としては「離婚時の財産分与で有利に」「慰謝料請求」というのが現実のラインです。

離婚や慰謝料請求を有利にすすめるときに、何よりも重要なのが「証拠」です。不倫の話し合いにおいては「肉体関係の有無」が争点になりますが、あなたが目撃し、撮影した証拠も浮気の事実を補完するものとして使える可能性があります。写真そのものが証拠とは認められなくても、その後の浮気調査の際の重要な参考情報として使えます。

浮気調査を行い、裁判でも使える証拠を手に入れたいなら、探偵に依頼するのが近道です。自分だけで配偶者の浮気の事実を抱えていると、それだけで精神的ストレスが大きいもの。探偵は無料相談だけもできますから、まずは第三者に状況を話し、客観的なアドバイスを手にしてはいかがでしょうか。

浮気や不倫でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。



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